『生はちみつ』に含まれる成分について

効果効能

今回は、『生はちみつ』に含まれる成分についてです。

栄養豊かな、”生はちみつ”の魅力的なパワーについてご紹介しますね。

 

葉酸について

”生はちみつ”に、多く含まれている「葉酸」

「葉酸」は、ビタミンB9というビタミンB群の一種の栄養素ですが、
粘膜を健康に保つために欠かせないものなんです。

「葉酸」が不足すると、粘膜のなかでも消化器系に障害が出やすくなります。

口内炎胃潰瘍十二指腸潰瘍などを発症しやすくなり、食欲不振や下痢など
他の病気にも関連してくる症状が出ることもあります。

「葉酸」は、DNAの合成や血液中のタンパク質を合成する働きにも大きく関係して
いて、「葉酸」が不足することで、動脈硬化や血栓など血管の病気を引き起こす
リスクが高まると、言われています。

妊活・妊娠に「葉酸」は必要!

「葉酸」と言えば、「妊活・妊娠」をイメージされる方も多いはず。
妊活・妊娠に必要な代表的栄養素としても有名で、サプリとしても多く販売されています。

実際に、母体の葉酸欠乏は胎児の神経管閉鎖障害を引き起こす原因と言われ、
妊娠前からの葉酸摂取が望ましいと言われています。

 

糖分(ブドウ糖、果糖)について

 

甘い甘い、”生はちみつ”のおいしさをつかさどる「糖分」ですが、
「糖分」といっても、様々な種類があるのをご存じですか?

”生はちみつ”に、含まれる糖分は、ブドウ糖果糖が90%以上を占めています。

ブドウ糖と果糖は「単糖類」と呼ばれ、短時間で身体に負担なく体内に吸収されます

お年寄りや病人にも良い、というのがうなずけます。

しかし、吸収速度はブドウ糖と果糖で若干違いますから、この2種類の糖分が含まれて
いることは、とっても意義があることなんです。

急激に血糖値を上げることなく、身体に大事なエネルギーを送る役割がある”生はちみつ”、
いい仕事しますよね。

 

ポリフェノールについて

「ポリフェノール」とは、植物由来の栄養素で、植物の苦みや渋み、色素の成分となっている
化合物のことをいいます。

「ポリフェノール」は、植物の細胞の生成や活性化、分裂を助け、外部からの有害物を無毒化
する働きがあると言われています。

「ポリフェノール」が豊富な食品と言えば、ブルーべリーや赤ワイン、カカオ、お茶、などが
まず、思い浮かぶでしょうか?

「ポリフェノール」の種類

・アントシアニン

・レスベラトロール

・イソフラボン

・ヘスペリジン

・クルクミン

・カテキン

・タンニン

などがあります。

そして、”生はちみつ”にも、これらの「ポリフェノール」がたっぷり含まれているんです

「ポリフェノール」の効果

一般的には、「ポリフェノール」は、細胞に働きかけて新陳代謝をたすけ、生活習慣病の
予防や改善、お肌を若返らせてくれると言われています。

また、「ポリフェノール」の効果としては、その種類により得意分野があるようです。

・アントシアニンは、目の機能を改善する効果

・レスベラトロールは、肌を若々しく保つ効果

・イソフラボンは、女性特有の症状を改善する効果

・ヘスペリジンは、血液の流れを改善する効果

・クルクミンは、肝機能を高める効果

・カテキンは、生活習慣病の予防、改善の効果

目の疲れや視力回復に、「ポリフェノール」が効果的なことは有名ですよね。

「ビタミンC」と一緒に摂ると、ポリフェノールの吸収を助けるので、両方含まれている
”生はちみつ”は、効果抜群。

期待できるんじゃないでしょうか!