『生はちみつ』の賞味期限や保存方法!

基礎知識

賞味期限について

「生(なま)」と、名前についていると、なんだか”賞味期限”や”消費期限”が、すぐにきてしまう

ような気がしてしまいますよね。

特に、「”生はちみつ”を、加熱処理で加工して商品にしたのが、”はちみつ”でしょ?」と

思ってる方もいるかと思います。

でも、安心してください。

”生はちみつ”は、「常温保存」で何年も腐りません!

 

「生はちみつ」は、なぜ腐らないのか・・・・?

そもそも「腐る原因」と、いうのが微生物の働きにより起こります。

しかし、”生はちみつ”には、強い殺菌効果があるため、微生物が繁殖しません。

さらに”生はちみつ”は、80%が糖分で、水分は、わずか20%しかありません。

微生物が繁殖するにはとても悪環境なのです。

そのため、放置していても菌は、繁殖しないため腐らないのです。

実際に、あのピラミッドの中から、発見された”生はちみつ”は、食べられる状態であったそうです。

 

保存方法について

冷蔵や冷凍はしても大丈夫?

いくら常温で保存しても良いと言われても、抵抗のある方もいると思います。

もちろん、冷蔵や冷凍をしても構いませんが、低温状態だと”生はちみつ”が「結晶化」して

しまいます。

結晶化は、5度〜15度の間でしやすいので、冷蔵はほぼ確実に結晶化します。

冷凍では、マイナス20~25度で、凍るので結晶化しにくいですが、”生はちみつ”が、固く

なるうえ、解凍が大変です

 

「手軽に取れるスーパーフード」が、”生はちみつ”のウリなので、手間がかかってしまうのは

避けたいところですね。

 

結晶化というのは、”生はちみつ”本来の特性なので、おかしい事ではないのですが、固形化する

ことでシャリシャリと触感が変わってしまいます。

 

結晶化してしまったら・・・

結晶化になってしまった場合は、

・お鍋に、40度位のお湯を用意
(”生はちみつ”は、45度以上になると含まれている成分の栄養素などが壊れる恐れがあります)

・結晶化した”生はちみつ”を、ゆっくりとかき混ぜる

・30分ほどで元の状態に戻ります

冷凍・冷蔵したら毎回これをやるのは大変ですね…。

 

まとめ

”生はちみつ”は、「常温保存」が基本です。

「常温保存」でも、ほぼ永久?に、腐りません。

できればプラスチック製の容器よりもガラスや陶器製の容器を使用した方がいいです。

そして、直射日光の当たらない涼しい場所を選んでください。

冷凍や冷蔵、低温になると、「結晶化」します。

「結晶化」しても、湯煎(ゆせん)で、元の液状に戻りますが、温度に気を付けること。

※「常温保存」でも腐りませんが、一度、口や食品につけたスプーンを、もう一度”生はちみつ”の 入ったビンに入れる「2度付け」は、厳禁ですよ!

ビンの口を、手で触れることで、カビが生えやすくなるので、気をつけてくださいね。
よく見かける、はちみつ専用の「棒」、「ハニーディッパー」が便利ですよ^^。

私のおススメ「ハニーディッパー」はこちらです。

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

BERARD119207/ハニーディッパー
価格:1913円(税込、送料別) (2018/10/5時点)