『生はちみつ』と「はちみつ」の違い・・・?

基礎知識

単なる食品としてではなく、「薬蜜(やくみつ)」としてその効果効能が期待される、

スーパーフード”生はちみつ”

その様々な効果効能を、このサイトではご紹介していますが、それらを期待できるのは、

正しい商品を見極め、購入できてこそ!

ここでは、”生はちみつ”ならではの、生きた酵素や豊富な栄養素を健康な体つくりに

生かしたいとお考えの方に、”生はちみつ”と普通のはちみつの違いや、その見分け方

シェアいたします。

「”生”はちみつ」と「はちみつ」の違いは?

”はちみつ”と、聞くと「全て”生”じゃないの?」と、思ってしまいそうですが、実は違います。

市販で多く売られている”普通のはちみつ”は、「濾過」「加熱処置」の工程を経て、店頭に

並んでいます。

そのため加工された”はちみつ”は、濁りが無く、均一に仕上がっています。

濾過(ろか)と加熱処理

濾過(ろか)にも種類があり、真空処理・加圧処理・遠心処理などがあります。

大事なのは、その工程の際に「加熱しているか、いないか」です。

加熱をしてしまうと”生はちみつ”の持つ栄養素が、破壊されてしまいます。

しかし、濾過をする際に、ドロドロしていたり、結晶化していたら手間がかかってしまいます。

そこで、加熱する事で濾過の行程をスムーズにし、商品化したものが、普通の”はちみつ”に

なります。

 

なので、大事なのは、「加熱せず濾過した”生はちみつ”を選ぶこと」です。

”生はちみつ”は、この濾過工程の全てを「手作業」でおこないます

せっかく”生はちみつ”を楽しむなら、”生はちみつ”ならではの、天然酵素豊富な栄養素

余す事なく頂きたいですよね。

 

しかし、加熱濾過の工程は、商品が店頭に並んだ際に目に見えるわけではないので、

どれが”生(なま)”なのか?そうでないのか?・・・、見分けるのは、実際難しいです。

 

なので、加熱濾過していない”生はちみつ”の、見分け方を教えますので、ぜひ参考にしてください。

 

”生はちみつ”の見分け方について

成分表示、規格表示

最初に確認して欲しいのがこの「成分表示」や「規格表示」です。

まず、”生はちみつ”ですが、実は商品としてこの「生」という言葉は存在しません。

ここまで「生」と、言っていたのにいきなり”生はちみつ”は、商品として存在しない

なんて言ったらびっくりしますよね。

でも、きちんと理由があります。

それは、

特定事項の表示基準-第4条

「生」、「完熟」、「天然」などの文言は、純粋又は、

pureという文言に、統一しなくてはならない

 

という、理由のため成分表示には、「純粋はちみつ」・「pure honey」などで記載

されているためなのです。

そのため、まずラベルを見たときに「はちみつ加工品」「加糖はちみつ」「精製はちみつ」

は、加工されているはちみつということになります。

「原材料:はちみつ」という記載があるものに関しては、他の項目に「純粋」という言葉が

使われているか見てみてください。

「純粋はちみつ」と記載されていたら、まずはそれを選びましょう。

しかし、稀に加熱処理されているものや「生」は「生」でも、みつばちに砂糖水を与えて

育てた程度の低いものの可能性もあります。

あとは、「純粋はちみつ」と言っていながら、花の種類をブレンドしている記載があったり

します。

「規格表示」として有名なのは、「マヌカハニー」です。

「マヌカハニー」で有名なニュージーランドで、国が公認している、UMF、MGO、MGS

など、抗菌活性力として有効な成分「食品メチルグリオキサール」の含有量の表示ですね。

                                 詳しくは、こちら

大きなふるい分けとして、この「成分表示」や「規格表示」をまず見てみることをお勧めします。

 

”生はちみつ”は、透明度が低いことが多いです。

瓶の中に、花粉が混じっていたり、酵素が生きているため発酵を続けていることで、

小さな泡が出ていたりするのです。

並んでいる商品の透明度が不均一かどうかを、見てみるのも良いでしょう。

しかし、この透明度も花の種類や単花蜜なのか百花蜜なのかで変わってきます。

更に、ひどい事にわざと色を加えたり、焦げ付かせることで透明度を下げることを行う

事もあるので、判断基準としては参考程度です。

 

原産国

「原産国」についてで、まずは国産ですが、過去に偽装があり全てが信用できるわけでは

ありません。

実は、国産のはちみつは、国内の総はちみつの7%しか流通していません。

そのせいで、輸入品を混ぜたりなどしたことがあったようです。

そのため、顔の見える養蜂家の方から直接購入するのが、まず間違い無いでしょう。

高価になりますが信頼できます。

ドイツ、ルーマニア、ニュージーランド・・・・OK!

次に輸入品ですが、大事なのは原産国に”生はちみつ”に対しての検査規約があるかどうかです。

最も厳しい検査が行われているのが、「ドイツ」です。

そして、そのドイツの検査をクリアしている「ルーマニア」です。

次いで、マヌカハニーで有名な「ニュージーランド」。

ニュージーランドは、はちみつ大国で有名ですが、この国の規格も厳しい事で有名です。

ここまでが、安全な原産国です。

中国、インド、メキシコ・・・・?

ちょっと怪しい・・・? 原産国もご紹介しておきます。

「中国」「インド」「メキシコ」に関しては、過去に問題が起きているうえ、国での

”はちみつ”に対する規格がありません。

そのため「純粋」と記載があっても質が良くなかったり、実は混ぜ物だったりという可能性が

あるので慎重に見定めてください。

 

値段

最も分かりやすい表記ですが、簡潔にいうと”生はちみつ”は、「高価」です。

もう、お分かりかと思いますが、大量生産に、「手間がかかる・検査規格も厳しいよ」と

なれば”普通のはちみつ”と比べて、高価になるのは当たり前なのです。

危険なのが、「純粋」と明記してあっても価格が極端に低いはちみつです。

原産国を見てみると大体が、「中国産」です。

もちろん、高すぎるというのも逆に怪しいのですが・・・。

国産の”生はちみつ”は、500gで約3,000~、が平均価格です。

マヌカハニーは、500gで 約5,000円〜、とかなり高価です。

 

まとめ

 

からだの健康のための”はちみつ”をと、お考えなら、やっぱり、”生はちみつ”

・成分表示や規格表示

・色

・原産国

・値段

を、確認して、本当の”生はちみつ”を購入しましょう。

最近は、通販での購入が主流になっていますが、初めての”生はちみつ”の購入時には、

自分の目で実物を確認し、可能であれば風味や味、舌触りを確認した上で値段を確認し

購入するのがオススメです。

でも、実際には、なかなか難しいですよね。

通販でも、信頼できるお店はちゃんとあります!

お店のサイトや、口コミなどを参考にして、是非、お気に入りの”生はちみつ”を見つけて

くださいね。

↓↓↓ 私のおススメ・・・♪