最近、健康にいい!と、人気の”はちみつ”ですが、実際の健康や美容に対する
効果や効能についてご存知ですか・・・?
今回は、”はちみつ”の素晴らしい『効果・効能』について、皆さんにシェアしていきます!
「整腸効果」について
”はちみつ”には、整腸効果があります。
まず、”はちみつ”に含まれる、グリコン酸は、腸内の善玉菌であるビフィズス菌を
増やす働きがあることが、1993年の日本栄養食糧学会で認められました。
ビフィズス菌が腸内で増えることで、腸内環境が改善され、便秘や下痢などのお腹の不調
が改善される効果が期待できます。
また、腸内には人体の免疫細胞の6割が存在しているといわれているので、
腸内環境を改善することで免疫力も上がる効果が期待できます。
そして、もう一つ”はちみつ”に含まれるオリゴ糖が善玉菌の餌になり、腸内の
ビフィズス菌が増えるサポートをします。
直接腸に働きかけるものではありませんが、重要な働きをします。
「殺菌効果」について
”はちみつ”は、昔から天然の薬と言われ、重宝されてきました。
今でも、「喉が痛くなったら、”はちみつ”を食べるといいよ。」とか、
のど飴に”はちみつ”が含まれていたりしますよね。
実は、”はちみつ”には殺菌効果があるのです。
まず、”はちみつ”って、ドロドロとしていますが、そのドロドロ成分は高濃度の糖分です。
この濃度の高さがポイントで、濃度が高く水分が少ないため、細菌の繁殖を抑える働き
があります。
また、”はちみつ”に含まれるグリコン酸は医療現場で消毒液として使用されるほどです。
実際に軽い擦り傷や火傷に効果を発揮します。
「疲労回復」について
”はちみつ”には、様々な栄養素が含まれていて、疲労回復にも非常に効果が高い食品です。
肉体疲労
”はちみつ”の主成分は、ブドウ糖と果糖で、これらは単糖類と言われます。
この単糖類は、体内でこれ以上分解されない糖なので、体内では短時間に吸収されます。
私たちが普段食事をすると、体内で分解してから栄養などを吸収します。
例えば、お米を食べると体内では、
「でんぷん→デキストリン→麦芽糖→ブドウ糖」
と、段階的に体内の酵素で分解してから吸収します。
この過程を改めて見てみると、実はものを食べてからエネルギーになるまで
時間がかかるのが分かりますね。
それに比べて、先ほどもお話ししましたが、”はちみつ”は、単糖類のため体内に
入っても、これ以上分解されないのでそのまま吸収されます。
また胃腸にも、負担がかからずに速やかにエネルギーに変換されるので、
疲労回復効果が高いのです。
脳内疲労
”はちみつ”には、脳のエネルギー源となる、
ブドウ糖
ビタミン
ミネラル
アミノ酸
などの成分が含まれています。
ストレスや疲労で、脳内物質のセロトニンが不足すると、不眠やイライラが
起こりやすいのですが、”はちみつ”には、トリプトファンというアミノ酸が含まれて
いて、このトリプトファンを摂取することで、体内にセロトニンが増えるといわれています。
このように”はちみつ”は、肉体疲労だけではなく、脳内疲労にも回復効果が高い食品なのです。